わかさぎとカルシウム

 わかさぎは、寒い冬の時季が旬の魚です。凍った湖の上で氷に穴を開け、その中へ糸をたらして釣る「わかさぎ釣り」の様子を、テレビなどで見たことがある人もいるでしょう。今日のフリッターもそうですが、わかさぎは小さくて骨もやわらかいため、頭から丸ごと食べられます。つまり、骨に含まれているカルシウムもばっちり食べることができるのです。
 カルシウムは、みなさんの成長に欠かせない栄養素です。カルシウムが骨にどれだけ蓄えられているかによって、骨の強さが変わります。しかし、骨を強くじょうぶにできる期間は20歳くらいまでと言われています。だからこそ、みなさんくらいの若い時期にカルシウムを意識してとることが大事なのです。
 毎日出ている牛乳にも、たくさんのカルシウムが含まれています。寒い中で冷たい牛乳を飲むのは大変かもしれませんが、必ず飲むようにしましょう。